第237回 ジャニス・ジョプリン編
2014年8月21日(木)18:00より
今夜の百練にはそんな歌をジャニスが歌います。
今日の百練はジャニスの祈りです。そうです、ジャニス・ジョプリンです。
夏は下ろうとしてからが腰が強いことを今年もあらためて思わされている京都裏寺です。
きのう、こんなことをブログに書かせてもらいました。
“「曲に因果はないけれど、また因果にするのだろう」
ふと見上げれば、裏寺のベニヤな居酒屋でT-REXがかかっている。この曲はなんていうんだったかなと思っているうちに口ずさんだりして、この曲を聞いていた頃のことを思い出そうとして思い出せず、曲が終わってしまった。
こんな時によく思うのは、曲に悪気はないのである。曲に記憶や思いや過ぎた日などのさまざまな因果を付けて、のたうちまわっているのは、こちらだけだ。
すまない、素晴らしい曲たちよ。
しかし、けれども、また、あなたの因果にしてしまうと思う。そう思う。“
今夜の百練にはそんな歌をジャニスが歌います。「クライベイビー」がかかった時にあなたの何がでてくるのでしょう。ジャニスの「サマータイム」が聞こえてきた時にあなたはどこを向いて飲むのでしょう。「ボール・アンド・チェーン」を思わず口ずさんでしまうと誰の顔がよぎるんでしょうか。
さあ、今夜の裏寺百練はジャニス・ジョプリン。トウモロコシもトマトもご用意しております。カマンベール。2014/8/21