第112回 森進一編
2012年3月1日(木)18:00より
そして歌うのが森進一。抜群のアンサンブル。
「だから分かって ほしいのと そっとからんだ 白い指」ハッキリいって凄い出だしです。メロディーもアクセントも凄い。それなのに描写が美しい。そして歌うのが森進一。抜群のアンサンブル、「年上の人」は奇跡のような一曲です。先日、東京の街の先輩が百練にその先輩の仲間の方達をたくさん連れて来てくれはりました。七十代八十代の元映画関係の広報や記者をされてた人達でした。そしてそのあと三階の「サントリースカイ」にご案内して先輩達がそこで歌われた歌にしびれました。「みんなあんたがおしえてくれた 酒もタバコも うそまでも」「今度こそはと命をかけて惚れてみたけどだめだった」またしても森進一「命かれても」です。あーそういえば襟裳岬も森進一は歌っていました。この歌はみなさんそれぞれに好きなフレーズがあると思います。「君は二杯目だよね」のところとか「静かに 笑ってしまおう」のところとか「遠慮はいらないから 暖まってゆきなよ」とか。今日から三月になりました。春になる前の冬は酒がうまいんです。いつも湯気があがっているような店を目指してやかんでお湯ばかり沸かしている百練ですが今宵は「森進一」です。名曲「港町ブルース」です。あー、カマンベール。