京都・裏寺 メシと酒「百練」

第117回 フランク・シナトラ編

さあ我々も負けずにチョット洒落てやりましょう。

実は名前が格好いいんです。フランクです。シナトラです。以前百練の姉妹店であるハワイアンルーム・ケルトのパーティーの案内状にこんな文章がありました。チョット長いけど抜粋します。

“1956年のグレース・ケリーとビング・グロスビーの映画「上流社会」では、グロスビーとシナトラがバーカウンターの前で踊って飲みながら「バーでお尻をつねられたとさ、ごきげんだね」と歌い、「僕たちが歌うのは珍しい、古いカマンベールのように」とも歌っていました。そしてグレース・ケリーがビング・グロスビーとトゥルーラブを歌っています。我々が若かった時代の音楽や映画や芸術は、褪せることなく輝きを放ち続け、今もっとも現代の若者達から注目されています。”

フランク・シナトラが歌っていた頃というのはハワイアンルーム・ケルトのお客様がナイトクラブで青春を謳歌した時代だと聞いて、凄い青春やったんやなと今も思っています。街の先輩達は本当に魅力的です。さあ我々も負けずにチョット洒落てやりましょう。だって今日は「夜のストレンジャー」になって「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」を歌って飲める夜なんだから。さあ、カマンベール。

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