第157回 マイケル・フランクス編
2013年1月31日(木)18:00より
スリーピングジプシーです。
ふさふさの口髭のマイケル・フランクスがあぐらをかいて座っているモノクロの写真のアルバムを初めて見たのは十代後半の頃でした。70年代後半、いろいろな音楽が忙しく出入りしていたころなんで何でも食いの我々も忙しかった。そのアルバムのタイトルはなんと「THE ART OF TEA」でした。酒やコーヒーや言うてるときにモノクロであぐらかいてお茶ですかとひねくれそうにもなりましたが、LPを買うて帰って山水のステレオに針を落とせばガビーン!でありました。かっこええと思ったその日からそんな空気を身にまとおうと思いました。個人的にはたいへんギラギラしていた頃なんでさすがに「THE ART OF TEA」というものは身につかずにしばらくしてまたダンスミュージックや叫び系の歌に戻っていました。
「まあそんなことはさておき今夜の百練はマイケル・フランクス。スリーピングジプシーです。そして京都の昼酒の少しでもお役に立てればと思い、二月より土曜日曜祝日は朝11時半から夜の11時まで飲んで鍋も出来て鉄皿ステーキもある通し営業を開始いたします。さあ何の因果か今宵の百練はマイケル・フランクス。2月2日の土曜日には大垣書店四条店にて江弘毅のトークイベントに百練代表としてバッキー・イノウエがゲストで出させてもらいます。いろいろあります、ほんとうに。さあ、今宵の百練聞いて語る祭はマイケル・フランクス。あぐらをかいてチョットにやけて飲もうではありませんか。カマンベール。