第178回 ジャクソン・ブラウン編
2013年6月27日(木)18:00より
シャクレの岩魚か痛風アナコンダなんです。
「壮年になった力石徹とアフリカの楽器」というタイトルのコラムの中で、「何でも食うシャクレの岩魚か痛風アナコンダなのか」と書いてあった。自分が書いたものなのだが何日かすると「おっ!なんだこれは」とビックリすることが多い。誰でもそうだが寝て起きて進化していってるんだと思う。たとえそれがシワが増える進化だとしても。
昨日までの雨が嘘のように上がって嘘っぽい青空な木曜日なので、百練恒例聞いて語る祭はジャクソン・ブラウンにしました。あのころさんざん騙された70年代のウエストコーストです。青空が印象的なレコードジャケットだった「レイト・フォー・ザ・スカイ」というアルバムや「ステイ」という歌や70年代のウエストコーストのなにもかもにやられました。そんなタイプではなかったけれど俺もきっと巻き込まれていたのでしょう。
そんなウェストコーストに対抗するように、壮年になった力石徹とアフリカの楽器なんです。シャクレの岩魚か痛風アナコンダなんです。
さあ今宵はジャクソン・ブラウン。ジャクソンファイブとジェームス・ブラウンが混ざったような名前やのにウエストコーストな白人やなあと当時よく思っていました。これだけではしのびないのでドゥービー・ブラザースのキャプテン・アンド・ミーというアルバムも用意しました。途中で切れたフリーウェイの下でバンドのメンバーが馬車に乗っているジャケットのあれです。
裏寺の夜にドゥービー・ブラザース。リッスントゥザ・ミュージック。カマンベール。