第179回 スティービー・ワンダー編
2013年7月4日(木)18:00より
ベニヤな店の音楽よりも野球中継に分がある空気。
こんにちは、百練プレス担当のバッキーイノウエです。今日のような重い空気の空が低く感じる日はスティービー・ワンダーのキー・オブ・ライフです。ミュージシャンは国内外にいっぱいいっぱいたくさんたくさんいるけれど、夕方から遅くまでずっと聞ける聞いてもしんどくないミュージシャンは割と少ないんです。しかも裏寺、そしてベニヤな店の 音楽よりも野球中継に分がある空気。適当が難しくもあります。「マイ・シェリー・アモール」「トーキング・ブック」「インナーヴィジョン」「ファーストフィナーレ」「キー・オブ・ライフ」のオリジナルアルバムだけにしました。ベスト盤は世知辛い世の中を象徴しています。
さあ祗園祭も始まりました。来週は長丁場の祇園祭の中でも特に何とも言えぬ空気がある神輿洗い式があります。一週間後には山鉾巡行、そして神幸祭と還幸祭。スティービー・ワンダーが神輿洗いに来て何を歌ったのかを考えながら空が低い日の夜を迎えましょう。壮年になった力石徹も歯が抜けた丹下段平もあの歌を聞き始めるのでしょう。あ、7月4日なんだ。カマンベール。