京都・裏寺 メシと酒「百練」

第38回 ボブ・マーリー編

この日はラムもご用意しておきます。

ボブ・マーリーが来日したのは俺がまだ十代の頃だった。ボブ・マーレーていうていたんちゃうかなー、あの頃。レゲエ。何がなんだかわからないほどあの頃、日本に京都に世界中に新しい音楽やそれを柱とする様々なものが一挙に出てきていた。出てきていたというか露出してきていた。ロック、ブルース、パンク、レゲエ、ソウル、ディスコ、スカ、ニューウェイブ、キャロル、ダウンタウン、ウェストロード、大瀧詠一、山下達郎、サザン、世良正則、もんた、ニックニューサー、ヒップホップ、荒井由美、YMO、竹内マリア、南佳孝、キッドクレオール、キングサニーアデ、あーなんだかわからないけれど今週木曜日7月29日の百練聞いて語る祭は、ボブ・マーリー祭。サウンドマシーンはヒヨコみたいだけれどハートがあればゴキゲンにいけます。ジャミンッ、ケケラケナッサイ、ジュアミンッ、チェチェラチュナッセイ!でいきましょう。

南アフリカのワールドカップ決勝の試合が終わったあとのスタジアムに大音響で流れたのはボブ・マーリーのクッジュビーラーエビーバデッの「Could you be loved」だった。たまらんかったね。さあ、もう7月もラスト。行きましょう。この日はラムもご用意しておきます。ボブ・マーリー、クッジュビーラーです。

続・百練の聞いて語る祭り

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