第84回 スモーキー・ロビンソンの友達編
2011年8月4日(木)18:00より
仲間なんだかライバルなのか。
早いものでもう8月になり子供の頃なら夏休みの佳境です。そんな真夏に今夜はスモーキー・ロビンソンの友達や仲間の歌を聴いて語る祭です。仲間なんだかライバルなのかわからないけれどテンプテーションズやフォートップスやマービンゲイやダイアナロスやティナターナーやらで静かに賑やかにいきましょう。今回は短めのご案内になったのでおまけ的文章を付けておきます。
寒い店は嫌いだ。
クールビズ。超クールビズらしい。俺はよく街の店に行くがどこもエアコンがよくきいているので寒い。夏の店が寒いということがわかっているから夏場はいつも明治屋の紙袋に赤か黄色のコットンのセーターかシワクチャの黒のジャケットをその紙袋に入れて俺は歩いている。日の暮れからウロウロするので外を歩いている時はほぼだいたいがポロシャツかTシャツを着ている。そこから店に入るときに長袖がかかせない。どんな店であってもその店に入ったからにはその店のエアコンに従っている。エアコンに従っているというか、店の構造やら席とエアコンの位置関係なども店に入った瞬間にピピッと察知して座るとこを決めている。よその店に行ってワーワー言うのはよくない。俺は大きな企業が入っているようなオフィスビルなどには最近こそ行かないけれど行っていた頃はそのビルの寒さにいつもうんざりしていた。まあ確かに寒いのは服を多いめに着れば何とかなるけど暑いのはパンイチになるわけにもいかないしなーとはその頃思ってはいたけれど、それでも冷えたビルディングや店は嫌いだった。今も苦手だ。あ、そう言えば二年前に出た「たとえあなたが行かなくても店の明かりは灯ってる」という本に出てくる店の中でエアコンがバンバンきいているところはあまりなかったような気がする。どこも適当に気持ちのよい温度だった。好きな店の温度には汗をかきながらも自分が合わせているのかもしれない。自分に合う店を探すことより、行きがかりじょう入った店の温度やエアコンや空気に合わせて自分らしくいれれば最高だと思う。