第173回 ジョニ・ミッチェル編
2013年5月23日(木)18:00より
さあ今宵はちょっとエトランゼでやりましょう。
あまりにいい天気過ぎる5月の後半。二日も三日もいい天気が続くとなんだか止まってしまうような気がするのはなぜでしょう。
京都にいてはなかなか地平線や水平線を見ることはないけれど街の中にも遙か彼方な場所や時はあります。
今宵の百練恒例聞いて語る祭はジョニ・ミッチェル。ストレートではなかったので立ち位置が難しかったけれど、真夏の前のいわゆる初夏に天気のいい日が続く時は、あのジョニ・ミッチェルを聞いた方がいいかということでした。「リバー」「ブルー」そして「ミンガス」が聞こえてくるなら例えそこが裏寺でも「遠いところまで来てしもた」感が漂うでしょう。
さあ今宵はちょっとエトランゼでやりましょう。カサンドラ・ウィルソンがカバーしている渋い曲もあります。年を取れば絵がうまくなるということに気がついた百練ならではの初夏の数時間です。今日もきっと陽が長いはず。7時でもまだ外は明るいはず。さあ、カマンベール。