京都・裏寺 メシと酒「百練」

第134回 今の矢沢永吉と宇崎竜童編

うーむ、こっこれは。であります。

「虹を見ちまったんだよ遠い少年の夏 いのち賭けてもいいほど美しい何かを」

これは矢沢永吉の新しいアルバムのラストソングという歌の一節です。あー、なんでしょう。熱いオリンピックや今真っ盛りの夏の高校野球にも街の明かりの中でのことも全部つながっている気がします。 そしてこう歌っています。

「少年のおれが今のおれに叫ぶ“旅をつづけろ”と まだ歌えない My Last Song…」うーむ、こっこれは。であります。

宇崎竜童は新作の「涙なんだ」でこう歌っています。

「もういいのさ我慢しなくて 思いきり泣きなよ 僕の胸はそのためにある あなたを受け止めるため」

百練もいつの日か「涙なんだ」になって、朝が来たら旅を続けることの起動のひとつになればいいなと思っています。ロンドンも甲子園もあるお盆に近い夏の日の木曜日。路地裏の裏寺だけど、今宵は今も走り続ける矢沢永吉と宇崎竜童の新しいアルバムです。さあ、カマンベール。

続・百練の聞いて語る祭り

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